投稿日:2024.01.22 最終更新日:2024.01.22
新年のご挨拶と、足首にタコ糸。
皆様、あけましておめでとうございます。
年明け外来にて、患者さんのむくみのチェックで足を診ますと、両足に糸が巻いてありました。
ミサンガ??と思って、伺ったところ、「旧暦1日に足首にタコ糸を巻くと、足の怪我をしなくなる」とのこと。
ネットでしらべたところ、由来は出てきませんでしたが、全国いろいろなところで同様の言い伝えはあるみたいで、
タコ糸だったり、綿糸だったり、
男性は左足、女性は右足と決まっていたり、
旧暦1日に毎月だったり、
お大使様の杖と呼ばれてお大使様の縁日である毎月21日と決まっていたり、
脳卒中を予防する効果もあったり、
と色々な説はあるようですが、足の怪我をしない=転ばない、というところは皆さん一致する様でした。
足首に意識を向ける=距骨という足首の骨の位置を調整して歩行が安定する、という効果がありそうという意見もあり。
写真の方は93才で、しっかり歩いてほとんど転ばないよ、というような方で、効果を信じずにおれない一コマでした。
詳しいことを知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。
それでは本年もよろしくお願いいたします。
谷汲中央診療所 風呂井学